当社は、長年ダイカスト製品の鋳造を手掛けてまいりました。その間、新しい機械、技術をいち早く導入してより高精度、高品質な製品を作り上げることに力を入れて参りました。精密小物部品鋳造に適した機械や精密検査用三次元測定機も導入し、より小さな、より高精度な、より高品質な、安定した鋳造製品を提供することができます。小物部品であればあるほど、西村ダイカストの技術が生きます。
精密製品を鋳造する技術が皆様の信頼を得て、今、大量生産による低コスト・高品質・高精度を実現。製品を安定供給します。亜鉛合金は日本工業規格(JIS)H5103により規定されています1種、2種の内の2種材が主流になっています。又、硬度を要求される品物に対しては、3種.ベリックなどがあります。
新たに2種M材、3種M材を取り扱っています。
電気・オーディオ・文具・医療器・その他0.1gからの製品製造可能。ミクロの精度を追求します。
電気部品・電話機部品・楽器部品・医療器部品・鍵部品・モーター部品のほか、装飾品関係その他多種多用の製品の鋳造を行ってきた経験と技術を基盤として、さらに良い製品を作りユーザー皆様の満足が得られるよう常に新しい技術にチャレンジし続けております。
加工機を導入し、社内一貫生産体制により高品質・短納期・低価格を実現し、お客様のニーズに対応出来る生産体制を整えています。
また、サーマルデバリングによる特殊なバリ取りにより、小物部品であれば1度に大量の処理が可能であるためにコスト低減が可能です。
※サーマルデバリングとは酸素ガスと水素ガスを混合して、チャンバーの中に入れスパークプラグで点火して燃焼させると一瞬約3300℃の熱風が、マッハ8の速度でチャンバーの中を駆けまわる。
この時チャンバー内に置かれたワークに伝わる熱はワークの肉厚部へ伝導拡散されるので、表面温度は材質の組織を変えるまでには上がらない。
しかし、バリやカエルの様に単位質量当りの表面積の大きな物は、熱の吸収量が大きく、且つ熱の移動する部分が狭い為、その材質の自然発火温度まで上昇し、燃焼くして酸化物と成り、除去される。
この酸化物がワーク表面に付着するが、化学的に表面に固着するのではないから、クリーニング処理で簡単に洗い落とすことができる。
以上の通り部品の寸法、形状、組織などを変えることなく、極めて簡単且つ迅速に、バリやカエリを取り除く(デバーリング)、全く構想を新しくした「熱エネルギー・システム」の機械(サーマルデバーリングマシン)である。